マイク試聴物語

先日とある楽器屋さんにてマイクの試聴をしてきました。

2時間半ぐらいブースの中でワーワー言ってました。

おかげでいくつかのマイクの特徴を把握できまして、
とても有意義な時間になりました。

※今回は歌録り向けのマイクを探していたので声のみです。

せっかくなので忘れないうちに自分用メモ的なやつを残したいと思います。
※基本的におもしろくないので注意

試し方としては4本のマイクをおったてて、
それぞれをミキサーに接続。
ヘッドホン(2種類)でモニターし、
ミュートしてそれぞれ聴き比べる。というシステムです。

エントリーしたのは以下の6本
AKG C414-XLII

SE ELECTRONICS T2

JZ Microphones V47
jz_v47.jpg
JZ Microphones V67
V67.jpg
Violet Design The Globe Standard

Blue Bottole Rocket Stage One



なんとなく予算設定したのでこんな感じになりました。
まったく買えないものを並べるのも微妙なので…


まずは C414-XLII
C414はシリーズが色々で機種によってかなり音が変わります。
(ちゃんと聞いたのは3種類ぐらいしかないけど…)

現行品は指向性が9段階、ローカットもFlat、40Hz、80Hz、160Hzと選択できます。
今回はとりあえずカーディオイドの Flatからスタートしました。

最初に思ったのは
「ローカット入ってる?」

びっくりするぐらい低音がオフられてる。
マイクのローカットが入っていないことを確認し、
ミキサーのローカットが入っていないことを確認。

とりあえずT2に切り替え→ローも出てるジャナイカ

100hzあたりからさっそくロールオフしている感じ。
近接効果を狙ってもあまり変わらず。
とりあえずローカットを入れてみることに。

40Hzのローカットをオン→変わった??
80Hzのローカットをオン→少し変わった??
160Hzのローカットをオン→カットされた!

ってわけでローカットの意味はあまり感じられませんでした。
ベースアンプとか極端な低音に対して試せばよくわかるかもしれません。

※マイクを触ったゴロゴロ音とか足踏みしたゴツゴツ音とかでも同じでした。

この感じなので元気に歌う場合にはよいでしょうが、
近くでささやくようなニュアンスとか、
やさしい歌には向いてなさそうだなぁ〜と思いました。

あとは低音が少ないぶんローミッドが強く感じられました。
強めのハスキーボイスには痛くなりそうな感じです。

4kあたりにはピークがありまして、これまた歌い手によってはがっつり邪魔になりそうです。

何年か前に聞いた時はもっと好印象だったんですけど、
今回聞いてみたかぎりではかなり悪い印象です。
(あくまで歌、アコギとか金物とかはまた別だと思います。)

とりあえず指向性はおいといて次のマイクへ

SE ELECTRONICS T2
見た目はC414に似ている感じで指向性を4段階、ローカットを2段階選択できます。
店員さんに「けっこうフラットですよ」と勧めていただいたのでエントリー。

こちらもとりあえずはカーディオイドのローカット無しで試しました。

C414と比べれば断然フラットでした。
低音からしっかり収録され、ミッドの感じもやさしいです。
C414であったピークのようなところはなさそうでしたが、
少し高域がジャリジャリしてしまっていた印象です。

バランスがとてもいいので、「とりあえず」のマイクには良いかもしれません。
(かなり安く出ていたのでよけいに…)

自分の所有しているBlueのBottole Rocketの標準カプセルに近いようにも思いました。


続いて JZ Microphones V47
これはビンテージマイクを再現してみたシリーズの一つです。
NEUMAN U47という機種で真空管マイクを再現したものです。

ビンテージマイクの音なんてもちろん知らないので特に先入観は持たずに試聴。
低音から高音まで広く拾える感じ。
その中で声の要素になっているところ(昔の電話の声を思い浮かべてください)が
特徴的に強めに出ていたように思います。

しかしながら4kあたりがジャリジャリしていて、
真空管だったらこの辺はきれいに聞こえるのかなぁ〜なんて思いました。

いくつか安物の真空管マイクを使ったことがありますが、
高域の感じがきれいになるんですよ。
「シルキー」と表現されてるのはこの感じかと勝手に思ってます。

ミッドに関しては強く出ていてもかなりきれいでした。
ただ自分としてはそれほどほしくない帯域だったので、
「どうなんだろう」という感じです。

続いて JZ Microphones V67
これもビンテージ再現シリーズです。
元マイクはNEUMAN U67という機種でこれも真空管マイクです。

もちろん元マイクの音は知らないので気にせず試聴。
これまた低音から高音まで広く拾える感じ。
V47 と比べて低めの帯域が強く出てます。
ただドンシャリ気味という感じではなく自然に聞ける感じでした。

かなり好みの感じだったのですが、高域で気持ちピークっぽいところがあり
少し悩みどころです。

V67が良かったので似た傾向のマイクとして
Violet Design の The Globe Standard も試しました。

「ビンテージのコピーというよりはモダンなキャラクター」
と店員さんに聞きましたがまさにそんな感じです。

全体的に解像度が高くきれいで素直な感じです。
その中で不要な超低音や超高音をきれいにそぎおとした感じでした。

パッと聞くと「いいな」って感じなんですけど、
V67と比ると低音や高音が「足りない」ように聞こえてしまいました。

「すっきり」したように聞こえればよかったと思うんですが、
これならV67かな〜という感じでした。

最終的には現在主力として使っているBottole Rocket とも同じ環境で聴き比べてみました。
やはり改めて T2 と似てるなと…(笑)

まぁ自分の声のみの比較なので奇跡的なマッチングなのだろうと思います。


最終的には JZ Microphones V67 が求めるものに一番近いという結論になりました。
レコスタには置いてないので使いたければ買うしかないのもポイントですね。

ちなみにC414なんかは定番なのでレンタルなどどこでもできます。


ってなわけで V67 をゲットしました。
改めてアコギで試してもいい感じです。


長時間試聴させていただいて本当に感謝です。
平日昼間の特権ですね。






センキューてんこもり

先日の9日は森太輔バンドのライブでした。

編成が

アコギボーカル
森 太輔(from.BlackBeanBrothers)

ドラム
藤田 亮(from.パンパンの塔)

ピアニカ
よーこ(from.NANAIRO)

ベース(自分)

という一風変わった4人組でした。
メトロスターと違ってポップ丸出しの素敵バンドになりましたよ。

フリーライブだったのでノーカットの動画を公開しちゃいます。



7/19にはCDが発売になりますのでそちらもよろしくお願いいたします。

森太輔Twitter⇒ https://twitter.com/morinoutaBBB
森太輔Blog⇒ http://ameblo.jp/morinouta-thankyou/



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